当事務所では
離婚の際の公正証書の作成を
サポートしています。
お子様がいる場合には
これからかかる学費・生活費等を
ライフプラン表にして
ご夫婦にお渡ししています。
ライフプラン表には
現在からお子様が学校を卒業するまでの
ご夫婦の年齢、お子様の学年・年齢、
それと1年毎にかかる学費・生活費を
試算したものが記入されています。
ご夫婦のみの話し合いでは
「養育費の相場って月○○万位でしょ」
とか、
「揉めたくないから月○○万でいい」と
安易に決めようとしていたケースも
お子様が中学生になったら・・
高校生になったら・・
大学生になったら・・
専門学校生になったら・・
・・とお話しさせていただくと
ご夫婦ともに
「今、勉強頑張ってるからなぁ」
「高校受験の前には塾代かかるよね」
「入学金や制服っていくらかかるんだろう」
「習い事は続けさせてあげたい」
とお子様への愛情が感じられる選択へ。
支払期間も「普通は20歳でしょ」から
「大学に行きたいっていったら22歳までに」
支払金額も
「塾の費用がかかる○○才には○○万円」
「大学は国公立なら○○万円・
私立なら○○万円」と
そのご家庭オリジナルの
公正証書が出来上がっていきます。
その中でご主人から
「子供のためにしっかり払っていきたいけれど、
私に万が一の事があったら、
養育費の支払いはどうなりますか 」
というご質問。
そんな時私がお勧めしているのが
「逓減定期保険」です。
定期保険は一律の保障額ですが、
逓減定期保険は
保障額が期間の経過とともに
減少する保険です。
ですから保険料は
定期保険よりも割安となります。
養育費は分割払いが一般的ですので、
養育費支払い終了まで
未経過の養育費の総額は年々減っていきます。
その場合の養育費の残額と
保障額が合うように設定します。
万が一の事があった場合には
残りの養育費を
まとまって受け取ることが
できるようになります。
契約者・・妻、
保険料支払者・・夫、
受取人・・妻、というように設定
できるものもあるので、
妻としても
「自分の知らないうちに
保険が解約・変更されたらどうしよう」
と心配するリスクがありません。
夫婦としての最後の作業になるかもしれない
「公正証書の記載内容の取決め」
この作業が円満にいくことで
「お子様の父親と母親」としての
新しい関係が
信頼の上にスタートできる
お手伝いが出来れば
嬉しいです。