当事務所は離婚の際の
公正証書作成のサポートをしています。
公正証書では
お子様と同居しない親が
コンスタントにお子様に会えるよう、
取決めをしておきます。
これを「面会交流」と言います。
お子様の親権が妻になった場合、
夫側から
「離婚したら、もう子どもに会わないほうが
いいと思うんです。」
というのセリフを聞くことがあります。
理由をお聞きすると
「子供が大きくなって
面会交流をしていると
『うちは両親が離婚しているんだ。』
とわかってしまいますよね。
ウチは子どもが小さいから
今からもう会わないことにしておけば
父親のことが記憶に残らないと思うのです。」
子どもが小さいときに別れるのなら
父親を知らない方がいい?
いえ、子どもにとっては
世界でただ一人の父親なんです。
子どもが大きくなった時
父親の存在を知ったとして
子どもがどう感じると思います?
「父親に捨てられた・・」です。
「どうしてお父さんは
一度も自分に会いに来て
くれなかったんだろう。」です。
『お母さんが会わせてくれなかった』
という言い訳もダメですよ。
「お母さんに止められたくらいで
会いに来てくれないなんで
所詮その程度の愛情なんだね。」
と感じてしまいます。
だから離婚をするとしても
妻とは
子どもの両親として
最低限の信頼関係の構築が
必要です。
「親に捨てられた」と感じている子どもが
自己価値を高く持っていられると思いますか?
「どうせ自分は生まれた途端に親に見捨てられた子」と
感じてしまったらその子の毎日は幸せでしょうか?
塾講師をしていて延べ700人以上の子供たちと
接してきた立場から言えること。
子どもが親を想う気持ちって
親が子どもを想う気持ちに
負けないくらい強いんです。
当事務所では
円満離婚を通して、
夫婦として終わりでも
お子さんの両親として
信頼関係の構築が
できるようにもお手伝いしております。
お子さんのために
「本当の親」になって
いただきたいという
思いをこめて・・・